ここ最近は暑い日が続き水遊びは欠かせない。園長が外で子どもと一緒に遊んでいるだけで汗がだらだらと流れ出てTシャツがびっしょりになってしまうほどだ。 そんな中、決して起こってはいけない事件が起きてしまった。福岡県の保育施設で送迎バスの中に園児を残したまま施錠してしまい、園児が死亡してしまったという事件である。原因としては送迎バスが到着して園児が下りた時に全員降りたのか確認をしなかったためであるという。通常バスの送迎を行っている園では考えられないような出来事である。まず、①全員が下りたかどうか確認する。荷物の置忘れ等も確認する。②クラスでいない園児がいたら必ずバス添乗または、運転者に園児の確認をする。③その確認もとれずに園児がいないと思ったら保護者に出欠の確認をとる。④それらのことを園長に報告する。などの処置があればこの事故は防げたかもしれない。 改めてそんなことを園全体で確認しあった。 日々の出来事であるが毎日そのような確認を怠らずしていきたいと感じた事件である。 木の実幼稚園の園舎の裏側には山伏川という名前の川が流れている。毎日、暑い日なのでプール遊びもしているが今日は川遊びにしようということで子どもたちは水着に着替え、川遊び用の靴を履いて川で遊ぶことになった。でこぼこの石がある川の上流まであるいていき、体中、水でびっしょりになって遊んだ。 そのあとは園庭にあるブラックべりーの実をそれぞれがとって口にほうばる。たくさんなっているので取り放題だ。皆で採ってジャムにしてパンにつけて食べるなど楽しい活動がたくさんある。 子どもたちはそんな日常の中での遊びを通し、心も体も成長していく。自由な遊びを通して子どもたちは自分自身を認めてもらい、自己肯定感を高めていく。遊びの中で自分の行動が認められ、人への思いやりの気持ちも生まれてくる。それが相乗効果となりお互いに相手のことを思いやる気持ちを持つ子どもたちに成長していく。決して特別なことではない。そんな何気ない日常であるが、その中に幸せを見つけることができるのではないだろうか。 | ||
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