理学療法士と話をしよう
 「お口の発達について①」
 


 5月14日(火)は理学療法士の加藤未来(かとうみく)先生に「お口の発達」についてのお話を
聞いたり、お口の発達に繋がる運動遊びを親子で一緒に行ないました。

🌸加藤先生をご紹介させていただきます。
 4人の男の子のお母さんで、子どもの発達に詳しい理学療法士の先生です。
 現在、武蔵村山市内で「あそビリぼー場」という子育て応援の取り組みをされています。

お母さん方に今回参加したきっかけをお聞きすると、「ご飯は食べるけれどお肉などの固形が苦手」「スプーン・フォークは使えるけれどイライラすると手づかみになってしまう」「介助を嫌がる」「歯磨きが苦手」と悩みはさまざま…
そこで加藤先生から食事や歯磨きのポイントを教えていただきました。



★歯磨きのポイント★

*歯磨きをするときは口の中に異物が入ることで、子どもたちも緊張しますね。日ごろからお子さんの体を(顔まわりを中心に)歌いながら優しくタッチして緊張をほぐすといいようです。
自分で歯ブラシを持てるようになったら、鏡越しにママと一緒に歯ブラシを動かし、「ママと同じ!」体験をすることで興味が持てるようになりますね。慣れた頃に「ママも一緒に持つね」→「ママが持つね」と段階を踏みながら進めていくことが大事だそうです。「焦りは禁物」ですね。


対面で「今から触るよ~」の合図でスタート!
ママの優しい声を聴くことでリラックスできます
ママに優しく触れられて気持ちよさそうですね。
胸を撫でると口が柔らかくなります。
「お口はここですよ~」


食具がうまく使えない時は食器に注目してみましょう。
食器の淵が立ち上がっていると、食べ物がすくいやすいですね。
写真は石畑保育園で使用している食器、食具です。


椅子に座った時に腰回りが緩い時は、タオルをドーナッツ状に輪にして座面に置いて座ると体が安定します。高さを揃えるだけでなく前かがみの体勢になると、足を踏ん張ることができます。
背中が伸びて安定して座れていますね!


 後半は親子でお口まわりを育てる運動遊びをしました。
年齢に応じてボールの上でうつ伏せになって体を左右に揺らしたり、前に手をついたり、仰向けから自分で起き上がったり、ボールの上で立ったりすることを繰り返すことでお腹に力が入り、少しずつ体幹がついてきます。
1歳児のお友だちは、ボールを持ち上げてフープに入れることが楽しくて繰り返し遊んで楽しそうでした。

 今日使用した食器、遊具はすべて100円ショップで購入できるそうです。参加者の皆さんも「家でも工夫しながらやってみようと思います」と話していました。

 






ボールを壁に固定すると安定しやすいですね。
  「うわーできた!!」
大きなボールを両手で持つ運動は、「噛む力」に繋がります。


 今回加藤先生からたくさんのアドバイスをいただき、とても参考になりました。
みんなの広場や保育園でも「お口の発達」に繋がる運動遊びを取り入れていこうと思います。

次回の「お口の発達」は9月17日(火)です。






理学療法士と話をしよう
 「お口の発達について①」
 
 5月14日(火)は理学療法士の加藤未来(かとうみく)先生に「お口の発達」についてのお話を
聞いたり、お口の発達に繋がる運動遊びを親子で一緒に行ないました。

🌸加藤先生をご紹介させていただきます。
 4人の男の子のお母さんで、子どもの発達に詳しい理学療法士の先生です。
 現在、武蔵村山市内で「あそビリぼー場」という子育て応援の取り組みをされています。

お母さん方に今回参加したきっかけをお聞きすると、「ご飯は食べるけれどお肉などの固形が苦手」「スプーン・フォークは使えるけれどイライラすると手づかみになってしまう」「介助を嫌がる」「歯磨きが苦手」と悩みはさまざま…
そこで加藤先生から食事や歯磨きのポイントを教えていただきました。

★歯磨きのポイント★

*歯磨きをするときは口の中に異物が入ることで、子どもたちも緊張しますね。日ごろからお子さんの体を(顔まわりを中心に)歌いながら優しくタッチして緊張をほぐすといいようです。
自分で歯ブラシを持てるようになったら、鏡越しにママと一緒に歯ブラシを動かし、「ママと同じ!」体験をすることで興味が持てるようになりますね。慣れた頃に「ママも一緒に持つね」→「ママが持つね」と段階を踏みながら進めていくことが大事だそうです。「焦りは禁物」ですね。
対面で「今から触るよ~」の合図でスタート!
ママの優しい声を聴くことでリラックスできます
ママに優しく触れられて気持ちよさそうですね。
胸を撫でると口が柔らかくなります。
「お口はここですよ~」
食具がうまく使えない時は食器に注目してみましょう。
食器の淵が立ち上がっていると、食べ物がすくいやすいですね。
写真は石畑保育園で使用している食器、食具です。
椅子に座った時に腰回りが緩い時は、タオルをドーナッツ状に輪にして座面に置いて座ると体が安定します。高さを揃えるだけでなく前かがみの体勢になると、足を踏ん張ることができます。
背中が伸びて安定して座れていますね!
 後半は親子でお口まわりを育てる運動遊びをしました。
年齢に応じてボールの上でうつ伏せになって体を左右に揺らしたり、前に手をついたり、仰向けから自分で起き上がったり、ボールの上で立ったりすることを繰り返すことでお腹に力が入り、少しずつ体幹がついてきます。
1歳児のお友だちは、ボールを持ち上げてフープに入れることが楽しくて繰り返し遊んで楽しそうでした。

 今日使用した食器、遊具はすべて100円ショップで購入できるそうです。参加者の皆さんも「家でも工夫しながらやってみようと思います」と話していました。

 
ボールを壁に固定すると安定しやすいですね。
  「うわーできた!!」
大きなボールを両手で持つ運動は、「噛む力」に繋がります。
 今回加藤先生からたくさんのアドバイスをいただき、とても参考になりました。
みんなの広場や保育園でも「お口の発達」に繋がる運動遊びを取り入れていこうと思います。

次回の「お口の発達」は9月17日(火)です。