保育について | ||
<貸し出し図書> 当園では絵本とのふれあいを大事にしています。ご家庭でも絵本の時間を楽しんでいただけるよう、貸出図書を行っています。 幼児クラスでは、週に１回 クラスごとに貸し出し図書を実施しています。 日中の時間に子どもたち自らが絵本コーナーから興味のある絵本を１冊選び借りています。 季節の絵本への入れ替えも行い、年間を通して様々な絵本を揃えています。 １年間で多い子は４０冊ほどの絵本に触れています。 また週１回の幼児クラスの貸し出し図書とは別に、全園児対象に毎日登降園のタイミングで保護者の方たちと絵本を選んで１週間借りられるようにもなっています。 絵本は、子どもたちの想像力や言葉の力、そして心の豊かさを育む大切な存在です。この時期にたくさんの絵本に触れられるよう取り組んでいます。 さあ、今日は何を読もうかな！ | ||
＜植物の栽培＞ 季節ごとにさまざまな植物の栽培を行っています。 幼児クラスでは、春に各クラスで育てたい野菜を相談し、その決めた野菜の苗を植え夏に収穫をしています。 その間子どもたちで毎日水やりや、葉っぱの変化を観察し「おおきくなったね！」と友だちと話し合う中で、植物の命の大切さや、食べ物への関心も育まれていきます。 そして収穫した野菜は給食に取り入れ、育てる喜びから“食べる”楽しさへとつながっています。 普段は野菜が嫌いな子どもでも、自ら育てた野菜の味は一味も二味も違うんです！ 秋には花を栽培しています。３歳児はチューリップ、４歳児は好きな花をクラスで話し合い花壇に植えています。 ５歳児は各自植木鉢にオリジナルの絵を描き、その特別な植木鉢にヒヤシンスを植えて育てています。 | ||
＜乳児クラス コーナー保育＞ 当園の乳児クラスでは、子ども一人ひとりの興味や発達に寄り添った保育を大切にしており、その一環としてコーナー保育を取り入れています。 家具や棚などで空間を区切り、子どもが安心して遊べるように環境を整えています。 年齢差や発達の違いを考慮し、各コーナーには子どもの発達にあった手作りおもちゃや遊具を準備しています。 子どもが「自分で選ぶ」「自分でやってみる」体験を積み重ねることで、主体性や自己肯定感が少しずつ育まれていきます。 これからも、安心・安全な環境の中で、子どもたちの“やってみたい！”を大切にした保育を心がけてまいります。 | ||
地域との交流 当園では、地域とのつながりを大切にし、子どもたちが社会との関わりを体験できるよう、さまざまな交流の機会を設けています。 秋にはハロウィンの仮装をして、近隣の商店街を訪問します。「トリック・オア・トリート！」と元気に声をかけながらお店を回り、地域の方々に笑顔で迎えていただいています。商店街の皆さまの温かいご協力のおかげで、子どもたちにとって楽しい思い出ができています。 また１２月には近くのケアセンターを訪問し、歌をうたったり簡単な合奏を披露したりと、お年寄りの方々との交流も行っています。子どもたちの歌声や笑顔が、ご高齢の方々に喜ばれ、温かい拍手をいただくたびに、子どもたちも嬉しそうにしています。世代を超えた交流は思いやりや優しさを育む大切な時間となっています。 さらに冬には、地域の神社に初もうでに行き、５歳児は「どんど焼き」にも参加しています。炎の迫力や地域の人とのふれあいは、子どもたちにとって貴重な経験となっております。 こうした活動を通して、子どもたちは地域の方々との関わりを自然に学び、人と人とのつながりの大切さを感じながら育っています。 | ||