●●子ども子育て講座●● | ||
「頭の良い子にするには 朝ごはんが大切」 | ||
毎日、朝ごはんは食べていますか？ 小さいお子さんは、「その日によって食べたり食べなかったり…」 「好き嫌いがおおくて…」という話をよく耳にします。 今回の子ども子育て講座では、 「朝ごはん」が子どもの心や体に どのように影響するのかをお話ししたいと思います。 | ||
◆子どもの脳は睡眠中どうなっているの？ | ||
人間の体は、眠っている間も働いています。 前回の「早寝早起き」についての講座でも触れましたが、 子どもの睡眠時間は、夜8時～朝６時（冬は夜8時半～朝6時半）。 眠っている間に、成長ホルモンなどが分泌され 子どもの心と体は大きくなります。 たとえば…、 | ||
副交感神経は 消化管の働きを活発にする。 消化がどんどん進む。 | ||
成長ホルモンは 子どもの筋肉や骨などを新生する。 | ||
寝ている間は体を作るために、 色々な栄養素が必要になります。 そのため、朝は「栄養不足」の状態になっています。 だから「朝ごはん」が必要なんですね！ | ||
◆朝ごはんにはこんな役割があります！ | ||
①頭が目覚める ②体が目覚める ③うんちがしたくなる ④心が安定する | ||
朝ごはんを食べると、頭も体も目覚めます。 さらに、園児のように毎朝体操をすると、 体が目覚めてケガの予防にもなりますよ。 朝のうんちも大切です。 朝うんちが出る習慣は、便秘予防にもなりますし、 1日すっきりした気分で過ごせます。 そして、朝ごはんは「心の安定」にも関係します。 | ||
◆よく噛むことと心の安定 | ||
実は、「噛む」ことと心の安定には関連があります。 食べ物を噛むと、脳に刺激が入り、活性化させるそうです。 そしてあごの筋肉は「セロトニン神経」に関連します。 「セロトニン神経」は、不安や情動をコントロールする役割があることから 朝食をしっかり噛んで食べる事は 心の安定にもつながるというのです。 | ||
朝食は一日を元気にすごすために、 そして心を安定させて、穏やかにすごすためにも 大切な役割があります。 | ||
早寝、早起き、朝ごはんで元気にすごしましょう！ | ||