平和の集い

～呉空襲について～

H30.6.26

あひる座で楽しい人形劇を見せてくださる

中峠さんが、前座で手遊びや

指人形劇を見せてくださり、

あっという間に子どもたちを魅きつけました。

吸い込まれるように見ていた子どもたち。

ときには子どもたちがたのしくて

大笑いする場面もありました。

〝おさるの兄弟のまねっこ遊び"

「ふうちゃんのあおいそら」の紙芝居を

読んでくださいました。

絵本「ふうちゃんのそら」は、作者である

中峠さんの戦争体験に基づいて

描かれたお話です。

7月1日の呉空襲は、

ふうちゃんが７歳の頃の出来事でした。

防空壕でのしんどい日々、

爆弾を持って飛ぶ飛行機の音、、

ふうちゃんはそれ以来空を見上げるのが

怖くなってしまいました。

虹が見れる、雲が見れる、小鳥が見れる。

それが平和なことだよ。というお話でした。

みんな真剣な顔で紙芝居を見ていました。

最後のシーンではみんなで

「にじ」を歌いました。

この歌は、みんなの大好きな歌です。

ららら～虹が虹が　空にかかって

君の君の笑顔も晴れて～

きっと明日はいい天気　きっと明日はいい天気～♪

みんなに聞いてみました。

「戦争ってなあに？」

「国と国が、ケンカをすること！」

「ケンカをしないで、

仲良くしようね。」

みんなと平和の願いを込めて

大切な約束をしました。

最後にお話を聞かせてくださった中峠さんと

関家さんに感謝の気持ちを込めて、

「さんぽ」の歌と、手作りペンダントを

プレゼントしました。

中峠さん、関家さん

ありがとうございました。

こども園では、これからも

平和について、みんなで考えていきたいと思います。